久し振りの更新になってしまいました。
前回の誕生日の翌日、大きな台風が各地に甚大な被害をもたらしました。
かくいう私も、プチ帰宅難民。
この日は、栃木県の専門学校の日。
行きは良い良い、帰りはど~なるのっ? ということで、
念のために、学校には始業時間前に電話をしましたが
通常通りといわれ、いつも通りに2時間をかけ、出かけました。
が!
結局、授業開始15分ほどで連絡が入り、その時限終了時で休校。
ということで、50分の授業を終え、帰途につきました。
途中、乗っている電車が・・・
駅で止まってくれりゃあ良いものを、
駅と駅の間でストップしました。
「 強風のため、運転を中止致します。
風が弱まるまで、運転ができません。
もうしわけありませんが、再開の時間はわかりません。」
ひゃあ~~~!
一駅前で座れていたので、まだ助かりましたが、
怖いのは、電車の両側に風よけになる建物がないので、
かなり揺れたこと。
ドアからは、雨が吹き込んでもいました。
また、いつまで止まっているのかがわからないことも不安。
一番の気掛かりはトイレです。
いつも、何時間も閉じ込められた… などというニュースに触れると、
トイレは大丈夫だったのかしらということが気になります。
ご近所のお姉さんたちとも、そんなお話になることが多いのですが、
ニュースや情報番組で、そんな話になることはまったくありません。
実は、止まってしまった電車の中で、
そんなお話をされた方がいました。
同世代か、少しお若かい感じの二人連れの女性。
連結部分横の3人掛けの席で、
お一人は私の横に、もうお一人はお向かい側に座り、
「 困ったね~ 怖いね~ 」と話していらっしゃいました。
席を変わりましょうか言おうとした時、
その会話に、別の女性が参加。
それをきっかけに、私も参加したのですが、
お向かい側の女性が口火を切って下さいました。
「 トイレ、乗る前に行ったからいいけど、
長い時間止まったら、また行きたくなるかもしれないじゃない。
どうすれば良いのかしら 」
もうお一人は、
「 これだけ人が乗ってるんだから、
今、そういう人だっているかもよ 」
こういう会話ができるのは、心丈夫でした。
ワタクシのご提案は、「 連結部分を閉めて使う 」
快諾を得ましたが、実現には至らず・・・ 良かったです
止まっていた時間は40分ほどで、
なんとか乗換駅まで辿り着きましたが、
その電車がラスト。
改札の外には人があふれ、
アナウンスは「 上下線とも、運転をしていません 」でした。
危なかったぁ~~~!
次の、我が家の最寄駅までの電車も、運転中止まで間もない状況でした。
大きな被害に遭われた方や、
数時間帰れなかった皆様に比べれば、
本当に、幸運だったと思います。
この台風の時にやはり止まっていた小田急ロマンスカーに、
明日の午後、乗車します。
手話スクールの研修旅行です。
スクール生として、欠かさず出席をしていた研修旅行ですが、
指導者陣の一員としては初参加。
ちょっと緊張していますが、当時の楽しかったことを思い出し、ワクワクしています。
研修会の前夜、宴会場で色々なパフォーマンスを楽しむことも、
昔のままのようで、私も、ある役を頂きました。
このブログには、生徒さんも遊びに来て下さるので、
詳しくは内緒ですが、その役の為に、探し物をしました。
小道具です。
手話パフォーマンスをしていた頃の小道具ばかりを収めた箱をゴソゴソ。
冬の交流会の時に衣装にしたサンタエプロンは、
初めての2時間ライブの時にも活用したもの。
モーニング娘。の曲つなぎの折、後ろのリボンをはずしておいて、
ザッ!と脱ぎ捨てる・・・ という、ちょっとかっこいい演出にも使いました。
2度目の2時間ライブに演じた少年隊の「仮面舞踏会」の銀色蝶ネクタイ。
やはりモーニング娘。のラブマシーンの衣装で使った白い羽のストールや、
コミカルな麦畑の時のモンペ、赤鼻のトナカイの時のサンタカチューシャや・・・
スクール生の頃の旅行で使った、ハワイアンのレイも出てきました。
笑っちゃいます。
本当に、何曲作り、何か所で、何度演じたのか・・・
一番よく使った、愛のビッグバン~黒猫のタンゴの両方で使った衣装や小道具が見当たらなかったのは何故かしらん・・・ と思いつつ、
ま、使うこともないでしょうから、
諦めて目的の小道具だけを引っ張り出し、箱は片付けることにしました。
ライブ以外はバラバラになっているビデオも、
いつか整理したいものです。
記録用に撮ってあるビデオは、本当に助かり、
忙しい中、撮影に付き合ってくれた主人には感謝!感謝です。
今春、久し振りにあるところにお招きを受け、
一人で手話パフォーマンスをして参りましたが、
その時、ソロでのパフォーマンスの細かいところが思い出せず、
久し振りに引っ張り出し、思い出すことが出来ましたから。
そうそう・・・
この時に初めて演じた「手話落語」の原稿が、
数日前に出てきました。
ネットで探した落語原稿は、赤鉛筆だらけ。
ご近所ネタを入れたり、よく知られているCMネタを加えたり・・・
出来上がった落語は、ほとんど原型が残っていません。
着付けを含め、よく練習を致しましたぁ。
落語自体が初めてなので、練習するしか、緊張を解く薬がなかったのです。
その甲斐があり、
手話落語では、驚くほど笑って頂き、
皆様ご一緒に手話で歌って下さいコーナーでは、一生懸命演じて楽しんで頂き、
最後の、ソロでの手話パフォーマンスでは、感動で泣いてしまったわと、
こちらの方が感動をしてしまうお褒めを頂きました。
手話歌、手話コーラス・・・ これらは、賛否両論あり、
時折、胸が痛くなるほどの批判を目にしたりします。
けれど、私は、手話を知らない聴者の方々に、
手話の世界を身近に感じて頂ければと思い、関わっています。
演じる時に気を付けてきたのは、
手話を全く知らない方も、今、勉強をしている方も、
そして、できれば、
手話を日常的に使っていらっしゃる方々にも楽しんで頂けることで、
そのための工夫をしてきたつもりです。
決して、自己満足にならないように、
まだまだ至らないことは承知をしていますが、
様々な角度から検証するようにしてきました。
また、教壇に立つ折に気を付けているのは、
歌に手話をつけること、それを学ぶことは、
実際の会話の手話とは異質であることや、
「本当の手話」を学びたいと思うなら、
サークルなどで、聾者に教えて頂くことだということを、
必ずお話することにしていることです。
私達聴者が、聾者の皆様の文化に、
例え、真新しい上質の靴であっても、
ズカズカと踏み込んで行ってはいけないこと。
気を付けていても、無知の罪で傷付ける言動をしているかもしれません。
色々な問題はあると思いますが、
誤解を招かないように気を付けながら、
これからも手話に関わっていきたいと思います。
あ・・・
時々お話をしている、10月開講予定のよみうりカルチャー荻窪教室ですが、
現段階でもお申し込みがないそうです。
クローズであっても、3か月以内にご希望があれば開講になると思います。
けれど、それがなければ、1月からの募集はなくなります。
残念ですが、仕方がありませんね。
さて、そろそろ明日の仕度をしようと思います。
生徒のみなさんのパフォーマンスを楽しみに、出かけて参ります。