先人の知恵
午後には、楽しい宴に参加して参りました。
創立11年になる、マンションのコーラス部のお姉さま方・・・
元々仲良くして下さっている X さん、
コーラス部に入ってから出会った Y さん、Z さんの三人のお姉さま方は、
私がコーラス部を辞めてからも、私の春休みや夏休み、冬休みになるタイミングで、
旅行やお食事会を計画して下さいます。
このコーラス部は、毎年、秋に開かれるマンションの文化祭でロビーコンサートを開くのですが、
指導者が変わり、「司会者を立てましょう」という話になり、その年と翌年に私が拝命。
仕事の都合で退会した翌年も、司会のお役だけはご依頼を頂き、
サポーターとして、務めさせて頂きました。
このお姉さま方だけではなく、他のメンバーの方々も、
いつ戻ってくるの?と、お声をかけて下さることが、
ありがたくて、ありがたくて。。。
本当に、ありがたくて、このマンションを終の棲家に選んで良かったと思います。
さて、明日は、恩師とのデートです。
明後日にも、実は、別の恩師の送別会があったのですが、
こちらの方は、どうしても都合が悪くなり、お断りをしてしまいました。
それぞれ、20年、30年ほど前に出会った先生方です。
私の、今の人生につながるきっかけを作って下さった先生方です。
様々な出会いが、私を育てて下さいます。
講師として、毎年、200人近い方々と出会い、
私のささやかな知識や経験をお伝えする生活も長いですが、
私は、私の恩師のような存在に、いつか、なれるのでしょうか。。。
教え子が、様々なご褒美を頂いていますが、
それは、教え子に恵まれていたからにすぎません。
もちろん、私なりに、工夫や努力をしてはいますが、
何かを教えるという現場は、キャッチボールだと思うのです。
もちろん、受け手に届かない下手な投球は、言語道断でしょうが、
どんなにうまいボールを投げても、受ける側がちゃんと受け取らなければ落球します。
ただ、実は、この 「 うまいボールを投げている 」 と思うことが、
とてもとても危険なことなのです。
うまいかどうか・・・ つまり、受け取りやすいか否か、は、
投げ手ではなく、受け手が決めることなのだということを、
私達講師は、忘れてはいけないと思います。
色彩検定協会の認定講師講座の時に学んだ最も大切なことは、
「 講師は、加害者になり得る 」 ということでした。
「 私は講師だから、誰よりも知識がある 」 と思った瞬間に成長は止まり、
それだけではなく、「 思い込み 」 という、風邪をひいた種が芽を出します。
その芽が育ち、実った実は、やっぱり風邪をひいていて、
その実を食べた人は、お腹を壊します。
そんな被害者を出さないように、
謙虚さを忘れずに、「 先人の知恵 」 を学び、精進を重ねようと思います。
明日は、また、恩師という 「 先人 」 の 「 知恵 」 を賜りたいと思います。
長くなりました。
明日の分です。。。
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by sikisaisommeliere | 2016-03-25 22:43 | 手話と色彩 | Comments(0)