虹の橋

 
 2月1日 ・・・ おついたちです。

 おついたちは浪費は禁止! という母の禁を破り、
今夕、ニットデザイナーの K子 さんと定例の打ち合わせです。

 本当は、21日の月曜日に予定していたのですが、
私の方の都合で、お断りしてしまいました。

 
 私の方の都合 ・・・


 本当に悲しいお報せです。

 
 1月19日、主人の父が急逝致しました。

 
 主人の母の体調がかなり悪いとの報を受けたのが
昨年の私の誕生日の翌日。

 恐らく越年は難しいであろう ・・・ とのことに、
我が家のタイムカードが不定期な打刻を始めました。

 父も高齢なので、主人は仕事を可能な限り算段し、
片道4時間半の帰省を繰り返しました。

 私もまた、主人ほどではありませんが、
主人の実家と通勤先の往復も含め、何度か行き来した数ヶ月です。

 そして頑張ってくれた母 ・・・共に、新年を迎えることができた我が家です。

 
 元旦のお祝い膳で、
「 今年は、お母さんの全快を目指して皆で力を合わせよう 」 と新年の挨拶をされていた父でした。

 その父が、突然に旅立つなんて ・・・

 
 歳なりに衰えてはいたものの、自分の朝食の支度をしたり、
趣味の社交ダンスにも出掛ける元気な父との、あまりに突然の別れに、
主人も義妹も私も、口をついて出てくる言葉は 「 嘘みたい ・・・」 ばかりです。

 一番 「 嘘みたい ・・・」 と思っているのは、
恐らく父自身でしょう。


 
 お通夜や告別式を終え、自宅に寄って下さった親戚や知人の皆様をお送りしたあと、
主人と義妹と3人で、家の外に出ました。

 
 「 虹だ ・・・」

 
 主人の言葉に顔を上げると、
生まれて此の方、本当に見たこともないほど美しい、大きな大きな虹が出ていました。

 思わず手を合わせましたが、手を合わせたあとには、嘘のように消えてしまいました。

 
 ドラマのようですが、父が登っていった虹だったと信じています。

 
 お相撲の11月場所の頃、主人の父と二人でテレビを見ながら話をしました。

 まだ場所中に再度訪れた時、台所で片付けをしていた私に、
「 里嘉さん、 お茶でも飲みながら、一緒にお相撲見ましょ ・・・」 と
優しく声をかけて下さった父でした。

 
 母のベッドに毎日寄り添い、語りかけたり歌いかけたりしていた父なのに、
自慢の妻である母を、本当は、見送りたくなかったのでしょうか。

 
 主人が、最後に父に伝えたように、
3人で力を合わせてお母さんを守ろうと思います。

 私の力など、ささやかですが ・・・。
 
 
 お父さん、ありがとうございました。

 本当にお疲れ様でした。

 また、お目にかかれる日まで、
神戸の父と待っていて下さいね。
 
 
  
 
 

by sikisaisommeliere | 2013-02-01 14:40 | 日々のあれこれ | Comments(0)